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英語教育の現場にいらっしゃる先生方各位

拝啓
経済のグローバル化が進み、日本でも小学校での英語教育義務化が始まろうというなか、学校の英語の教育現場に携わられる先生方は、毎日お忙しくお過ごしのこととご拝察いたします。
さて、世間では日本の学校英語は受験勉強を乗り切るための、「読み」・「書き」中心の勉強であって、学校で英語を必死で勉強しても実際に英語を話したり、聞けるようにはならない。ましてや、到底「使える英語」は習得できないと言われています。しかし、YWCイングリッシュゼミナールは決してそのように考えておらず、日本の学校英語は「使える英語」習得へと続く素晴らしい英語学習であると認識しています。
当校代表である私自身、学校英語で「現在使っている英語」の基礎を身に付けました。また、学校で習う単語や文法の充実さを考えれば、それら学校で勉強する内容が「使える英語の」礎になっていることは疑いの余地もございません。
では、このように強力な学校英語が、なぜ「使えない」英語といわれるのでしょうか。おそらく発音の学習に原因があるのではかと思われます。
学校英語を使える英語にするための要である正しい発音法の習得は、実はシステマチックに、しかも楽しく行うことができるにもかかわらず、日本全体に発音に対する苦手意識が蔓延しているため、なかなかその指導法が普及していないように見受けられます。
確かに、音である発音を独学で学ぶことは難しいかもしれません。CDなどによる勉強法では、間違った発音をしても学習者自身単独では気がつかないなどの問題点がでてまいります。また、英会話教室等で「本物の発音」をする外国人講師から習うと、日本語と英語の発音法の違いなどを理論的に教えてもらうことができないため、なかなか発音法を習得できないという声も聞きます。その上「生徒に発音を指導するための教師用の発音指導法講座」という特殊なコースはなかなか見つかりません。しかし、発音は理屈と方法がわかればそれほど難しいものではありません。また、今まで間違った発音をしていても矯正することもできます。
学校英語を正しい発音で教えることができれば、これまで実用的でないといわれていた英語が「使える英語」に変わります。これは先生、生徒両方の英語人生を大きく変えるものだと確信をしております。そこで当校は、「使える英語」を習得する生徒を増やすお手伝いをするために、学校の先生方を対象に英語発音講座をご用意いたしました。日本の英語を力強く「使える」ものにつながる発音指導法の普及は、当校の重要な使命であると考えており、この使命を果たすために、関係者一同日々研鑽を重ねております。
先生方の発音学習に関わらせていただくことで、現在英語を学ぶ子供たちの人生と日本の将来を変えることに少しでも貢献できれば望外の幸せでございます。
敬具

YWCイングリッシュゼミール
代表
高山千穂子